Bluetooth® Updatesでは、Bluetooth®に関する情報を専門家がわかりやすく解説します。今回は「メンバークラスContributing Adopter新設と最新認証費用について 」解説します。

Bluetooth® SIG Contributing Adopter新設について
2026年3月1日より、Bluetooth® SIGの認証費用が改定され、新たなメンバークラス「Contributing Adopter(コントリビューティング アダプター)」が新設されました。本ブログでは、新メンバークラスの特徴や費用、そして最適なメンバークラスの選び方についてわかりやすく解説します。
新メンバークラス「Contributing Adopter」とは
Contributing Adopterは、従来のAdopter(アダプター)とAssociate(アソシエイト)の中間に位置する新しいメンバークラスです。
主なメリットは以下の2点です。
・Working Groupへの参加権:これまでのAdopterメンバーでは不可能だったWorking Groupへ参加が可能になります。
・初回登録費用の割引:年会費をお支払いいただいた1年間のメンバー期間中、1件目の登録費用が33%割引となります。
Working Groupへのハードルが下がったため、技術仕様の策定に携わりたい企業様にはぜひご検討いただきたいクラスです。
図1. メンバークラス比較表
Adopter(アダプター)クラス加入時の初期費用
製品認証を行うために必要な最低限のメンバークラスであるAdopterクラスへの加入費用は、これまで無償でしたが、2026年3月1日以降は、250米ドルの費用がかかるようになりました。既存のAdopterメンバーの方には影響はありませんが、今後新規にAdopterメンバーとなる企業には上記費用が発生します。
テュフ ラインランド ジャパンは、2026年3月以降も引き続き、Adopterメンバーの法人メンバー登録をサポートします。初めてAdopterメンバーとなりBlueooth® SIG認証を計画されている方にも、変更点をふまえて分かりやすくサポートします。
年間登録件数による「最適クラス」の判断基準
多くの企業が年会費のかかるメンバークラスを選ぶ理由は、主にコスト削減です。
年間の登録件数によって、「どのメンバークラスが最もコストパフォーマンスに優れているか」が重要になります。以下に判断基準をまとめました。
- 小規模(年間の売上高が$100M未満)に該当する場合

- 年間2件以上 登録するなら Associate (small)クラス が最も費用を抑えられます。
- Contributing Adopterクラス は、Adopterクラスと費用はほぼ変わりません。
- 大規模(年間の売上高が$100M 以上)に該当する場合
- 年間9件以上登録するなら、 Associate (large) が最も費用を抑えられます。
- 年間8件まで、かつコスト優先なら、Adopterクラスが最も費用を抑えられます。
- 年間1〜6件 で、かつWorking Groupに参加したい場合: Contributing Adopterクラスが選択肢に入ります(※ただしAdopterより常に12,500米ドル高い)。
- 年間7件以上で、Working Groupに参加したい場合はAssociate(large)クラスが最も費用を抑えられます。

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図2. メンバークラスの選び方
* Contributing AdopterクラスおよびAssociateクラスの有効期限は、年会費受理日から1年間です。1年経過後は、自動的にAdopterクラスへ降格します。
* Receipt Numberの割引適応は、対象メンバークラスの期間中のみ有効です。Adopterクラスへ降格後に、Contributing AdopterクラスまたはAssociateクラスの割引は、Receipt Numberの購入が完了していても、割引適応外となり、差額分の支払いが必要になりますのでご注意下さい。
テュフ ラインランド ジャパンにはBluetooth® SIG から正式に認定を受けた「認証コンサルタント(BQC:Bluetooth® Qualification Consultant)」が在籍しています。Bluetooth® SIG の認証責任者は、認証コンサルタントに対し定期的にオンライン会議を開催し認証プロセスの教育とアップデートを行っています。テュフ ラインランド ジャパンは2017年BQC制度へ移行した当初よりこのオンライン会議に参加している日本で唯一の認証機関です。
お問い合わせ:カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-Mail: info@jpn.tuv.com)
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更新日 : 4/8/2026




