Bluetooth Updatesでは、Bluetoothに関する情報を専門家がわかりやすく解説します。今回はIOPT(Interoperability testing: 相互接続性試験)について紹介します。
相互接続Product 試験必須化の背景
Bluetooth SIGが12月に配信したメール「Quarterly Qualification Program Updates」において、IOPTの必須化が正式に発表しました。さらに、2025年2月19日にはTCRL(Test Case Reference List)の新バージョン「TCRL 2025-1」がリリースされ、一定条件のもとでIOPTのテストプランが生成される運用に変わりました。この変更により、IOPTは製品登録の認証プロセスにおいて重要な役割を果たすことになりました。
相互接続Product 試験IOPTとは?
IOPT は、対象となるBluetooth機器同士の相互接続性を確認するための試験です。
認証試験では、「Bluetooth機器同士がお互いサポートしているプロファイルが正しく備わっていることを確認し合い、正しく接続できる」ことを確認・検証します。
LegacyプロファイルとIOPTの検証
Service Discovery Protocol(以下、SDP) レベルでお互いの属性確認を行います。
例)スマートフォンとヘッドセット
上記Legacyプロファイルの試験例の通り、従来SDPのServiceやAttributeといったレコードを確認するものでしたが、最新の試験要求では次のような項目も含まれるようになりました。
- LE Profile/Serviceに対するCharacteristicsやCapabilitiesの実装を確認
- Read / Write Request等を送信できるかを確認(Clientデバイスの場合)
IOPTが必須となるケース
IOPTが必須となるケースは、製品登録時の選択オプション(Option 2a, 2b, 1など)に依存します。
- 下記表の赤枠に該当する組み合わせで製品登録をする場合、IOPTが必須です。
- 既存デザインへ新規プロファイル(X2core Layer)を加えた場合、新たに加えたプロファイルだけがIOPTの対象になります。

Option 2bで登録する場合:IOPTが必須になるケース
- 既存のプロファイルのICSを変更する場合は、そのプロファイルに対してIOPTおよびプロファイル試験の実施が必要です。
- 新規にプロファイルの追加を行う場合はIOPT試験およびプロファイル試験も必要です。
Option 1で登録する場合:IOPTが不要
- 該当製品については、試験を要求されません。
テュフ ラインランド ジャパンのIOPT試験サポート
テュフ ラインランド ジャパンはBluetooth SIGから国内で唯一プロトコル、プロファイル試験ともに認定を受け、10年以上にわたる試験実績を有しています。
下記のようなご不安がある方はテュフ ラインランド ジャパンのBluetooth認証コンサルタントBQC(Bluetooth Qualification Consultant)にお気軽にお問い合わせ下さい。
- 実際にどのような試験が必要になるのか (テストプランの作成方法)
- どのような準備が必要なのか、
- 不合格が発生した場合はどう対処すればよいか等
Qualification Consultants | Bluetooth® Technology Website
参考ウェブサイト Bluetooth SIG IOPT Testing – Qualification [外部サイト|会員限定 ]
お問い合わせ:カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-Mail: info@jpn.tuv.com)
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更新日 : 4/1/2025