テュフ ラインランドのワイヤレス IoTの専門家が2022年を振り返り、2023年の展望をお届けします。
2022年の総括
新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の影響で、働き方改革によりテレワークが推進され、よりWireless IoTの重要性が増しています。
総務省による920MHz帯、6GHz帯WLANの電波法規則改正に伴い、テュフ ラインランド ジャパンはIEEE802.11ah(Wi-Fi HaLow™)日本電波法認証の認証受付を開始しました。また、Matter認証も開始し、テュフ ラインランド ジャパンで提供する各種サービスを拡大しています。
今年のまとめとしてニュースやブログなどを以下にまとめましたので、ぜひ業務にお役立てください。
Wireless IoTポータルサイト
オンラインニュース
専門家執筆ブログ
- Bluetooth SIG 認証プロセス遵守について ~Bluetooth Updates 1~
- 新しいBluetooth SIG オーディオ規格 「 LE Audio 」 リリース ~Bluetooth Updates 2~
- Bluetooth®の次世代オーディオ規格LE Audioの新機能 - AURACAST™ ~Bluetooth Updates 3~
- 60GHz移動体検知センサー関連認証(電波法・無線機器指令RED・FCC・ISED)セミナーを開催
- スペック(技術仕様)廃止について ~Bluetooth Updates 4~
- そのWLANモジュール、電気通信事業法認定済でしょうか?
- 身の回りの隠れたミリ波を探せ! ~ミリ派の今と未来~
- ニューアプローチ指令とCEマーキングとは?
- 欧州:モバイル充電器のコネクタがUSB Type-Cに統一
動画
2023年の展望
2023年はWireless IoTの忙しい年になりそうです。Matterの運用開始によりスマートホームの土台が一つできました。これに拍車をかけるように、Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax) / 6E (6GHz帯)が始まり、ユースケースが格段に拡大されます。5G移動通信の普及と6Gへの進展が加わり、我々はあらゆる人とものが超高速、低遅延のネットワークにつながるIoT社会に加速して向かっています。
また、30GHzを超えるミリ波を使った低消費電力、高精度なミリ波センサーとレーダーは、車の事故防止、自動運転と車内検知、および、携帯電話のエアジェスチャなどを実現し、躍進するでしょう。
テュフ ラインランド ジャパンは、既存技術の試験・認証サービスに一層磨きをかけ、最先端の技術に投資と研究開発を惜しみなく実行することで、IoT社会並びにこれを支えるメーカーの皆様の一助になることを目指します。
お問い合わせ:カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-Mail: info@jpn.tuv.com)