欧州化学物質庁(ECHA)は6月27日、1つの有害物質をSVHC候補として公表しました。
人の健康や環境に有害となる可能性のある化学物質は、高懸念物質(SVHC)として特定されることがあります。物質がSVHCとして特定された場合、候補リストに掲載されます。企業には、これらの化学物質のリスクを適切に管理し、安全な使用方法について顧客や消費者周知する責任があります。
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物質名 |
CAS番号 |
追加提案の理由 |
EC番号 |
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1,1'-(ethane-1,2-diyl)bis[pentabromobenzene] |
84852-53-9 |
vPvB (Article 57e) |
284-366-9 |
8月11日まで意見募集。
すべての関係者は、公開協議中にコメントを提出することができます。
さらに、該当候補物質はchemSHERPA管理対象物質リストVer2.11.00に収載されています。SVHCとして最終決定されると、その結果がリストに反映されます。
データ作成支援 (ツール等) – chemSHERPA by JAMP
参照リンク:https://echa.europa.eu/de/substances-of-very-high-concern-identification#
テュフ ラインランドでは、高懸念物質(SVHC)250候補物質に対する試験が可能です。
テュフ ラインランドは安全性とコンプライアンスの専門家として、先見性を持ってこれらの更新に積極的に対応しています。
これらの変更が貴社の業務にどのような影響を及ぼすか、また、より安全で持続可能な未来の実現に向けてどのような対応が可能かについて、ご相談を承っております。
関連サイト:
📰 ECHA News
📃 SVHC List
読んでみる➡ 今さら聞けないSCIP ~超初心者向け~
関連情報
ウェブサイト | REACH REACH規則 SVHC(高懸念物質)分析サービス
ウェブサイト | 化学物質分析
公式ブログ「REACH規則 SVHC(高懸念物質)分析サービス」
お問い合わせ:カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-Mail: info@jpn.tuv.com)
更新日:7/16/2025

