ECHAは2023年12月、REACH規則およびCLP規則における物質の識別と命名に関するガイダンスを公表しました。
2024年1月22日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載
本文書は、REACH および CLP における物質の名称と識別方法について説明するものです。このガイダンスは、REACH および CLP 規則に基づく義務を履行するための準備において、すべての関係者を支援することを目的とした一連のガイダンス文書の一部です。これらの文書では、REACH および CLP に不可欠なさまざまなプロセスや、REACH および CLP の下で産業界や当局が利用する必要のある特定の科学的・技術的手法に関する詳細なガイダンスが記載されています。
本ガイダンス文書の目的は、REACH および CLP に関連する物質の同一性の記録と報告について、 製造業者および輸入業者にガイダンスを提供することです。物質識別の重要な要素として、本ガイダンス文書では、物質の名称の付け方に関するガイダンスを提供します。また、REACHとCLPの文脈において、物質が同一であるとみなされるかどうか、また、「物質同一性プロファイル」(SIP)を定義することによって、「1物質、1登録」(OSOR)の原則をどのように実施できるかについてもガイダンスを示しています。同じSIPでカバーできる同じ物質を特定することは、問い合わせ、データ共有、データの共同提出、分類・表示インベントリへの届出、分類・表示の調和にとって重要です。
関連リンク:ECHA Gudiance
注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。
関連情報
ウェブサイト | REACH REACH規則 SVHC(高懸念物質)分析サービス
ウェブサイト | 化学物質分析
公式ブログ「REACH規則 SVHC(高懸念物質)分析サービス」
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更新日 :2/16/2024