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物質、混合物または成形品に含まれるSCCPの禁止を提案|オーストラリア|国際規制情報

Posted by TUV Rheinland Japan on 2023/12/01 18:20:58
TUV Rheinland Japan

オーストラリア環境大臣は、工業化学物質環境管理基準(IChEMS)に基づく短鎖塩素化パラフィン(SCCPs)のスケジューリングについてパブリックコメントを求めています。


2023年11月8日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載

 

短鎖塩素化パラフィンは、塩素化パラフィン(直鎖アルカン)化学物質の一群です。SCCPはオーストラリアでは製造されていませんでしたが、ポリ塩化ビニル(PVC)製品の難燃剤と可塑剤の併用、金属加工用潤滑剤、皮革処理など、産業界でさまざまな用途に使用されていました。

これらの化学物質は、環境に深刻または不可逆的な危害を及ぼす可能性があるため、IChEMS登録簿の別表7に掲載することが提案されています。スケジュール7の化学物質は、以下の場合を除き、オーストラリア国内で輸入、輸出、製造、使用することはできません:

  • 物質中または混合物中: ≤ 10000 ppm
  • 製品中: ≤ 1500 ppm

また、短鎖塩素化パラフィンを含む廃棄物や化学物質の処理に関する要件もあります。

発効予定日:2024年7月1日

 

関連リンク:IChEMS コンサルテーション・ハブ

 

注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。

 

 

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更新日 :12/1/2023

Topics: reach, 国際規制情報, tuv.communication, 化学物質, 製品安全