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5つの残留性有機汚染物質の禁止 | 中国 | 国際規制情報

Posted by TUV Rheinland Japan on 2023/09/19 14:07:38
TUV Rheinland Japan

中国本土の生態環境部(MEE)は他の10省庁と共同で、2023年6月6日、以下5つの残留性有機汚染物質(POPs)の即時禁止を発表しました。

2023年7月4日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載

 

1. ヘキサクロロブタジエン(HCBD)
2. ポリ塩化ナフタレン(PCN)
3. ペンタクロロフェノールおよびその塩・エステル(PCP)
4. デカブロモジフェニルエーテル(decaBDE)
5. 短鎖型塩化パラフィン(SCCP)

基本的に5種類のPOPsは中国国内での生産、使用、輸出入が禁止されていますが、decaBDEとSCCPは一定の例外があります。

decaBDEに関する適用除外

  • 難燃性を必要とする繊維製品(衣料品、玩具を除く)
  • 家庭用暖房器具、アイロン、ファン、イマージョン・ヒーターに使用されるプラスチック筐体および部品に含まれる添加剤で、密度が部品の10重量%未満のもの
  • 建築物の断熱材に使用されるポリウレタン(PU)フォーム



SCCPの適用除外

  • 天然ゴムおよび合成ゴム産業におけるコンベヤベルトの製造に使用される添加剤
  • 鉱業および林業で使用されるゴム製コンベヤベルトのスペア部品
  • 皮革産業、特に皮革の加脂に使用される添加剤
  • 潤滑油添加剤
  • 屋外装飾用ランプ
  • 耐水・耐油塗料
  • 接着剤
  • 金属加工
  • ポリ塩化ビニル(PVC)の可塑剤(ただし、玩具および子供用製品には使用してはならない)

    すべての適用除外は2023年12月31日に失効。


関連サイト:MEEアナウンスメント

注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。

 

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更新日 : 9/19/2023

Topics: reach, 国際規制情報, tuv.communication, 化学物質, 製品安全