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米国 ニューヨーク州 衣料品・カーペットへのPFASの使用を禁止

Posted by TUV Rheinland Japan on 2023/01/23 18:43:49
TUV Rheinland Japan

ニューヨーク州では、2023年12月31日より、意図的添加化学物質としてパーフルオロアルキル物質とポリフルオロアルキル物質(PFAS)を含む衣料品の販売を禁止します。

2023年1月6日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載

 

衣料品へのPFASの使用を禁止

2022年12月30日、州知事が法案A7063 / S6291に署名し、法律が成立しました。これは、環境保全法(ECL)第37条を改正するものです。

アパレル(例:下着、シャツ、パンツ、スカート、ドレス、オーバーオール、ボディスーツ、ベスト、ダンスウェア、スーツ、サリー、スカーフ、トップス、レギンス、レジャーウェア、フォーマルウェア、ワンピース、まえかけ、おむつなど)ただし、プロ用ユニフォームや極限状態を想定したアウターは除く。

関連リンク:A7063 / S6291

注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。



カーペットに含まれるPFASの使用を禁止

ニューヨーク州では、カーペットへのPFASの使用を禁止し、カーペットメーカーに製品へのラベル貼付を義務付けています(A9279A)。

法案A9279 / S5027は、カーペットに含まれるPFASの表示と規制の要件、およびカーペット回収プログラム(拡大生産者責任として)の両方を定めています。

カーペット製造者は、第27-3309条に従ってカーペット回収プログラムが同省に承認されてから1年後以降、製品に以下の情報を記載したラベルを貼付しなければなりません。

  • 製作者名と連絡先
  • カーペットの材質、組成、構造の種類

2024年12月31日以降いかなる目的であれ、PFAS物質を含むカーペットの販売が禁止されます。

<カーペットの定義>
商業用または住宅用の広幅カーペット、モジュール式タイルカーペット、人工芝、カーペットと一緒に使用されるパッドまたは下敷きなど。手作りの敷物、エリアラグ、マットは除外。

関連リンク:A09279 / S5027

注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。

 

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更新日 : 1/20/2023

Topics: 国際規制情報, tuv.communication, 化学物質