The article first appeared on japanindustrynews.com.
Photo credit: CHOATphotographer/ Shutterstock.com
序文
1996年に環境マネジメントシステム規格であるISO 14001が発行されてから20年が経過した現在、日本国内の認証件数は25,000件を超えています。これは国別の認証件数としては中国に次いで世界第2位の数字であり、環境マネジメントシステムが日本において十分根付いていることを証明しています。
認証件数は2009年の39,556件をピークに減少傾向にありましたが、2013年以降増加に転じ現在に至っています。
グラフは、ISOのウェブサイトに掲載されている「ISO Survey 2015」 のデータを元に作成。
URL: http://www.iso.org/iso/home/standards/certification/iso-survey.htm
日本国内における産業別の取得件数は、｢建設業｣、｢基礎金属・加工金属製品｣が最も多く、｢卸売業、小売業、並びに自動車、オートバイ、個人所持品及び家財道具の修理業｣、｢電気的及び光学的装置｣がそれに続いています。より広い視点で認証状況を捉えると、機械、電気・電子、金属、化学など、製造業を中心として広がったシステムであることがわかります。
グラフは、公益財団法人日本適合性認定協会 WEBページの適合組織統計データ（2017年1月23日時点）より転載。ⒸJAB 無断転載禁止
URL: https://www.jab.or.jp/system/iso/statistic/iso_14001.html
- 日本における環境マネジメントシステム規格 ISO 14001の動向(2/3)へ続く -
Japan Industry News 2017年4月掲載記事の日本語訳です。