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ECHA、5つの国家当局からPFAS規制案を受領 | EU | 国際規制情報

Posted by TUV Rheinland Japan on 2023/01/24 8:20:27
TUV Rheinland Japan

デンマーク、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデンの各国当局は、欧州連合(EU)の化学品登録・評価・認可および制限に関する REACH規則 において、ペルフルオロアルキル物質(PFAS)を規制する提案を欧州化学機関 ECHA に提出しました。

2023年1月16日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載

ECHAは、EU史上最も広範な提案のひとつとする詳細案を2023年2月7日に公表する予定です。

この規制案は、5つの当局がPFASの製造、上市、使用において十分に管理されておらず、EUおよび欧州経済領域全体で取り組むべきリスクがあることが発覚したことから出されたものです。

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ECHAは、2023年2月7日に制限案と補足文書が公開される前に、必要な行政チェックを実行します。また同日、各国当局はブリュッセルで(中央ヨーロッパ時間11:00~12:30)、ハイブリッドのメディアイベントを開催します。詳細とメディア向け登録リンクは以下の通りです。

過去3年間、5つの国家機関は、さまざまなPFAS、その用途、およびそれらが人々と環境にもたらす可能性のあるリスクについて調査してきました。これらの物質の使用に関する証拠を集めるために公開協議を二回開催し、受領したすべての情報を検討しました。

ECHAのリスクアセスメント(RAC)および社会経済分析(SEAC)科学委員会は、2023年3月の会合で、提案された規制がREACHの法的要件を満たしているかどうかを確認する予定です。もし満たしていれば、委員会は提案の科学的評価を開始します。

2023年3月22日から6ヵ月間のコンサルテーションが予定されています。2023年4月5日に開催するオンライン説明会で制限のプロセスを説明し、コンサルテーションへの参加に関心のある方を支援します。

関連リンク:ECHAニュース 

注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。

 

 

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更新日 : 1/20/2023

Topics: 国際規制情報, tuv.communication, 化学物質