デンマーク環境省は、衣料品、履物、撥水剤を含むさまざまな製品に含まれるパーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の国内禁止を見据え、環境衛生への取り組みを表明しました。
PFASに関連する環境と健康への懸念を認識したこの措置は、EUにおける規制強化の傾向を反映しています。
デンマークは、欧州委員会への通知において、以前の合意を拡大しました。それは、計画されているEUの禁止措置での異なる値の代わりに、すべての製品に対して1キログラムあたり50ミリグラムのフッ素(F/kg)の限界値、つまり、1つの制限値のみを全製品に適用することを提案しました。
この通知の詳細については、こちらをご覧ください:Notification Detail | TRIS - European Commission
検討中の適用除外
本法律案は包括的なものですが、同省は現時点での制限を認識したうえで、以下のような主要な適用除外を特定しました。
- 個人用保護具(PPE)および安全関連衣服の要件
- 家庭用繊維製品、カーテン素材、乳母車や関連アクセサリーに使用されるものなど、特定の繊維製品カテゴリー
- 現行のEU REACHおよびPOPs規制の対象品目
- 医療機器および関連機器
実施スケジュール
禁止措置は2025年7月1日に正式に施行される予定です。その後、移行期間が設けられ、2026年7月1日までPFAS含有商品の輸入と販売が許可されます。
さらに柔軟性を持たせるため、既存の在庫を持つ企業は2027年1月1日まで販売を続けることができます。
お問い合わせ:カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-Mail: info@jpn.tuv.com)
更新日 : 1/16/2025