中国は国家規格GB 18585-2001を改正し、壁紙製品中の有害物質の新たな制限値を採用しました。
2024年2月29日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載
新基準GB 18585-2023は2023年11月27日に発表され、有害物質規制値は以下のように変更されました:
- バリウム:1000ppm以下から500ppm以下へ
- 塩化ビニル:≤1.0ppmから≤0.2ppmへ
- ホルムアルデヒド含有量:ホルムアルデヒド放散量に変更され、制限値は≤0.02 mg/m3 となる
また、制限表に以下の有害物質を追加:
- DBP、BBP、DEHP:≦1000ppm(合計)
- DINP、DIDP、DNOP:≦1000ppm(合計)
- VOC総排出量:≦0.60 mg/m3
- 短鎖塩素化パラフィン(SCCP):< 0.15% または 1500 ppm
重金属に関する以下の制限は変更なし:
- カドミウム:≤ 25 ppm
- クロム:≦60ppm
- 鉛:≦90ppm
- ヒ素:≦8ppm
- 水銀:≤ 20 ppm
- セレン:≤ 165 ppm
- アンチモン:≤ 20 ppm
新基準の施行日は2024年12月1日。現行基準も同日付で廃止されます。
関連リンク:GB 18585-2023
注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。
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更新日 : 3/18/2024