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壁紙製品中の有害物質の規制値引き下げ|中国|国際規制情報

Posted by TUV Rheinland Japan on 2024/03/18 14:44:12
TUV Rheinland Japan

中国は国家規格GB 18585-2001を改正し、壁紙製品中の有害物質の新たな制限値を採用しました。

2024年2月29日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載

 

新基準GB 18585-2023は2023年11月27日に発表され、有害物質規制値は以下のように変更されました:

  • バリウム:1000ppm以下から500ppm以下へ
  • 塩化ビニル:≤1.0ppmから≤0.2ppmへ
  • ホルムアルデヒド含有量:ホルムアルデヒド放散量に変更され、制限値は≤0.02 mg/m3 となる

 

また、制限表に以下の有害物質を追加:

  • DBP、BBP、DEHP:≦1000ppm(合計)
  • DINP、DIDP、DNOP:≦1000ppm(合計)
  • VOC総排出量:≦0.60 mg/m3
  • 短鎖塩素化パラフィン(SCCP):< 0.15% または 1500 ppm

 

重金属に関する以下の制限は変更なし:

  • カドミウム:≤ 25 ppm
  • クロム:≦60ppm
  • 鉛:≦90ppm
  • ヒ素:≦8ppm
  • 水銀:≤ 20 ppm
  • セレン:≤ 165 ppm
  • アンチモン:≤ 20 ppm

新基準の施行日は2024年12月1日。現行基準も同日付で廃止されます。

関連リンク:GB 18585-2023


注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。

 

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更新日 : 3/18/2024

Topics: 国際規制情報, tuv.communication, 化学物質