界面活性剤に含まれる1,4-ジオキサンの発がん性1B特性に関し、新たな規制の意向がドイツから提出されました。
2023年4月19日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載
1,4-ジオキサンは、水環境に放出されると、飲料水資源を含む水系を経由して分布します。その残留性と移動性のため、飲料水製造時に除去することはほとんどできません。このままでは、1,4-ジオキサンの濃度は上昇し続け、取り返しのつかないことになりかねません。界面活性剤の製造は、1,4-ジオキサンの環境中への主要な排出源であることが確認されています。制限案では、界面活性剤の製造に伴う排出を最小限に抑えることを目的とし、界面活性剤の精製工程で発生する1,4-ジオキサン残渣の処理場への排出(いわゆるストリッピング)を含めた排出を抑制します。
書類提出予定日2024年4月12日
関連リンク:成果までの制限意思表示レジストリー
注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。
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更新日 : 6/7/2023