この規制案は、デンマーク、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデンの当局によって作成され、2023年1月13日にECHAに提出されました。環境へのパーフルオロアルキル物質(PFAS)の排出を減らし、製品やプロセスを人々にとってより安全なものにすることを目的としています。
2023年2月8日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載
約1万種類のPFASの規制案の詳細がECHAのホームページで公開されています。ECHAの科学委員会は人や環境へのリスク、社会への影響などの観点から提案の評価を開始する予定です。
提案の範囲にあるすべてのPFASは、環境中で非常に難分解性なものです。もしその放出が最小限に抑えられなければ、人、植物、動物がそれにますますさらされることになり、制限がなければ、人々の健康と環境に悪影響を及ぼすようなレベルに達することになります。当局は、対策を講じない限り、今後30年間で約440万トンのPFASが環境中に放出されると推定しています。
ECHAのリスクアセスメント科学委員会(RAC)と社会経済分析科学委員会(SEAC)は、2023年3月の会合で、この提案がREACHの法的要件を満たしているかどうかを確認します。合致している場合、委員会は提案の科学的評価を開始します。6ヶ月間の協議は2023年3月22日に開始される予定です。
関連リンク:ECHAニュース
注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。
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更新日 : 2/17/2023