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ヘキサブロモシクロドデカンの規制値を引き下げる提案|EU|国際規制情報

Posted by TUV Rheinland Japan on 2023/12/13 10:19:56
TUV Rheinland Japan

EU委員会は、ストックホルム条約で定義されたPOPs(残留性有機汚染物質:Persistent Organic Pollutants)の生産と使用を排除または制限することにより、人の健康と環境を保護することを目的としています。

2023年11月29日付 - テュフ ラインランド 最新国際規制情報ページに掲載

 

この法は、ヘキサブロモシクロドデカン(HBCDD)(規則(EU)2019/1021の附属書Iに含まれる)に関するものです。

またこれは、物質、混合物、成形品中の非意図的な微量汚染物質としてのHBCDDの存在に関する制限値を修正し、100mg/kgから75mg/kgに引き下げるものです。

ただし、建築物や土木工事で使用される発泡ポリスチレン(EPS)や押出ポリスチレン(XPS)断熱材の製造における再生ポリスチレンの使用は除外され、規制値は100mg/kg未満に維持されます。2026年1月1日までに欧州委員会によって見直しと評価がされます。

この法案は、12月26日まで意見募集中です。


関連リンク:Published Initiative

 

注)この記事は日本語の参考訳です。こちらの英語が原文です。疑問点等については原文を参照ください。

 

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更新日 : 12/13/2023

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