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テュフ ラインランド、「サントリー九州熊本工場」にAWS認証を発行

Posted by TUV Rheinland Japan on 2020/02/13 17:46:42
TUV Rheinland Japan

テュフ ラインランドは、サントリービール株式会社の「サントリー九州熊本工場」に対し、AWS(Alliance for Water Stewardship)認証を発行しました。2018年12月にサントリー天然水 奥大山ブナの森工場に対し日本で初めてAWS認証を発行しました。九州熊本工場の認証は、日本で2番目となります。2020年2月4日に同工場で認証書授与式を行いました。

 

Suntory AWS

認証式の様子
左より:サントリー九州熊本工場 工場長:大下勝巳様、
テュフ ラインランド ジャパン 代表取締役社長:トビアス・シュヴァインフルター

AWS、世界自然保護基金(WWF)やThe Nature Conservancy(TNC)等のNGOと企業が共同で設立した、水のサステナビリティをグローバルに推進するための機関です。AWS認証は、世界中の工場を対象とした持続可能な水利用に関する認証で、水の保全やスチュワードシップ(管理する責任)の推進を目的としています。

テュフ ラインランドは、AWSより、AWS基準への適合性を評価する認証機関として認定されています。

 サントリーグループは、企業理念の中核である「人と自然と響きあう」のもと、ステークホルダーとの約束として「水と生きる」を掲げ、水に関するさまざまな活動に取り組んでいます。九州熊本工場の水源涵養エリアにあたる約420haの森を「天然水の森 阿蘇」とし、森林整備活動を展開。さらに工場周辺の水田で湛水(たんすい)農地「冬水田んぼ※」と呼ばれる地下水涵養活動を実施し、「天然水の森」と一体となった涵養活動を行っています。今回の認証においては、サントリーグループの「水理念」に沿った、工場周辺流域における水収支の把握、科学的データに基づく水源涵養活動、工場での節水や水質管理の取り組み、流域内のステークホルダーとの連携や適切な情報公開を評価し、AWS認証を発行しました。

※肥沃土の生成や雑草の減少を目的とし、休耕する冬期の田に水を張る伝統農法。水が地下に浸透することによる効率的な地下水涵養が期待されている。サントリーグループはより幅広く地下水涵養を機能させるべく、2010年から行政や地域の協力のもと熊本県上益城郡益城町にて活動を実施。

テュフ ラインランドは、AWS認証を通して水と自然環境の保全に貢献してまいります。

ご参考 AWS公式ウェブサイト(英語) https://a4ws.org/

お問い合わせ:カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-Mail: info@jpn.tuv.com

更新日 : 3/1/2022

Topics: マネジメントシステム