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スマートハウス - 創エネ・蓄エネ・省エネを支える日本の技術と規格(1)

Posted by TUV Rheinland Japan on 2016/07/04 8:00:00
TUV Rheinland Japan

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環境対策やエネルギー・CO2削減はグローバルな課題です。日本においても積極的に取り組まれており、近年は家庭部門における省エネの推進をめざし、政府の施策が強く推し進められています。中でもスマートハウス・HEMS技術の導入・開発が進んでいます。通信技術・評価制度の整備により、HEMS製品の広がり・市場拡大が期待されています。

今回は具体的な省エネ技術と日本の施策についてご紹介します。

日本のエネルギー消費が減少

2016415日、経済産業省資源エネルギー庁は、2014年度のエネルギー需給実績について発表しました。2011年の原発停止以来省エネの推進が進んでおり、エネルギー消費が連続で減少していることが明らかになっています。

  • エネルギー消費が4年連続で減少。2013年から2014年にかけては、2%減少。
  • 企業・事業部門、家庭部門、運輸部門のすべての部門で減少。

企業・民間での省エネ努力、エネルギー転換の施策等が功を奏し、2011年以来増加していたCO2排出量も2014年度に前年比3.7%減とマイナス転換しています。

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部門別のエネルギー消費は、企業・事業所部門が全体の63%、運輸部門が23%、家庭部門が14%を占めています。2013年から2014年において、エネルギー消費はそれぞれ、3.0%3.4%3.8% の減少が達成されています。 -続く-

Japan Industry News 2016年5月掲載記事の日本語訳です。

Topics: スマートハウス, ジャパン インダストリー ニュース掲載記事