
現在、日本国内では中長期的な人口減少により鉄道の需要減少が課題となっています。
一方、海外では人口増加を背景とする国々で高速鉄道や都市鉄道の需要が高まっており、高い安全性や信頼性を誇る日本の鉄道製品は海外輸出を積極的に推し進めることで、さらなる発展が見込まれます。
しかし、海外では鉄道におけるRAMS規格への適合が事実上の国際標準となっており、鉄道製品を輸出するためにはRAMS規格に対応することが求められています。また、RAMS規格では、参加要員に対して力量評価および関連規格の教育が定められており、RAMS認証の取得には規格内容の熟知と規格教育のエビデンス提出が要求されます。
RAMS規格における組織要員に関する規定(IEC 62425:2007 Table E.3より)

このような状況の中で、本セミナーではRAMS規格に基づくシステム開発のプロセス、認証資料を準備する際の注意点、認証対応の組織と人員の要求事項、さらに海外と日本国内の鉄道プロジェクト対応の相違点などを、RAMS規格認証の経験豊富な講師が日本語で解説します。
さらに、2026年に開催予定のセミナーでは、具体的な海外プロジェクトにフォーカスし、プロジェクトの認証関連業務についてのケーススタディもあわせてご紹介します。
受講対象者
• 鉄道製品を海外市場に展開することを検討中の組織の経営管理層/技術営業の方
• 海外鉄道案件のRAMS認証をこれから担当する技術者の方
• 鉄道RAMS規格への準拠設計に苦慮している技術者の方
注意事項:
• 講義中の録音および録画はご遠慮くださいますようお願いいたします。
• 同業他社様のご参加はご遠慮願います。
• 費用のお支払いは原則としてセミナー開催後となります。
第1回
•鉄道RAMS規格の概要
•インド高速鉄道の安全認証(NHSRCLからの要求)の紹介、及び日本企業の輸出への影響
日程:2026年1月28日(水)10:00~17:00
会場:新横浜弊社オフィスもしくは近隣会議室 ※2026年1月14日(水)までに会場をご案内いたします。
締切:2025年12月24日(水)※ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。
参加費用:お一人様 66,000円(消費税込み)
受講証明書:受講申し込みの際に申請が必要です。証明書一枚/5,500 円(消費税込み)
講義資料:鉄道RAMS規格の概要について、PDFデータで配付 いたします。
第2回
•鉄道RAMS規格の概要
•インドネシア鉄道市場の安全認証の紹介、及びジャカルタMRT南北線の安全認証のケーススタディ
日程:2026年3月19日(木)10:00~17:00
会場:新横浜弊社オフィスもしくは近隣会議室 ※2026年3月5日(木)までに会場をご案内いたします。
締切:2026年2月19日(木)※ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。
参加費用:お一人様 66,000円(消費税込み)
受講証明書:受講申し込みの際に申請が必要です。証明書一枚/5,500 円(消費税込み)
講義資料:鉄道RAMS規格の概要について、PDFデータで配付 いたします。
第3回
•RAMS規格のIEC 62278とIEC 62425の改訂(2025年7月)基づく新旧規格の相違点の紹介
日程:2026年5月21日(木)10:00~18:00(仮)
会場:新横浜弊社オフィスもしくは近隣会議室 ※2026年5月11日(月)までに会場をご案内いたします。
締切:2026年4月21日(火)※ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。
参加費用:お一人様88,000円 (消費税込み)
同一会社から複数名が参加する場合は、下記の「グループ割引」が適用されます。
3名以上6名未満:お一人様66,000円(消費税込み)、
6名以上:お一人様44,000円(消費税込み)
受講証明書:受講申し込みの際に申請が必要です。証明書一枚/5,500 円(消費税込み)
講義資料:PDFデータで配付いたします。
演習問題:SIL認証取得に向け、講義中にシミュレーション演習を行います。演習問題の資料は講義中に配付予定です。
お申し込み時のご同意事項:
本講座へのお申し込みにあたっては、以下にご同意の上でお申し込みをお願いいたします。
• テュフ ラインランド 個人情報保護宣言
• 特定商取引法に基づく表記
• テュフ ラインランド ジャパン株式会社 一般取引条件
お申し込み・お問い合わせ:
テュフ ラインランド ジャパン株式会社
鉄道技術・認証部(E-Mail: JP-Rail@jpn.tuv.com)
また、個別に企業様にご訪問してセミナーを実施することも可能です。
実施をご検討される場合は、ぜひ下記お問い合わせまでご連絡ください。
更新日 :11/11/2025

