情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会の第86回会議が6月20日に開催され、議事次第が総務省ウェブサイトに掲載されました。
今回の会議には5GHz帯無線LANの上空利用に係る技術的条件についての報告も含まれています。
近年、ドローン等に無線LANの技術が活用されるようになり、5GHz帯無線LANの上空利用に対するニーズが高まっています。しかし、現在上空で利用できる5GHz帯は携帯局の5.7GHz帯のみで、無線LANの利用は想定されていません。
現在国内でドローン等での使用が想定されている無線通信システムは、以下の通りです。
ドローン等に用いられる無線設備について(総務省)をもとにテュフ ラインランドジャパン作成
そこで、陸上無線通信委員会では5GHz帯無線LANの上空利用に係る技術的条件の検討を開始いたしました。5GHz帯のうちDFS機能が不要な5.2GHz帯の上空利用が主な検討内容となります。
5.2GHz帯の周波数利用は、ITU決議229(WRC-19改定)において屋外利用条件が提示されています。そのため、上空利用についても与干渉を抑える利用条件を採用するなど、十分な検討が必要です。検討会の新しい情報が公開されましたら、本ブログでお知らせいたします。
テュフ ラインランド ジャパンは、総務省の登録を受けた認証機関として電波法認証サービスを提供しています。豊富な実績と専門知識を生かし、スピーディな認証で日本市場へのアクセスをサポートします。
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更新日 : 6/21/2024