[ 公式 ] テュフ ラインランド ジャパンのブログ

IP試験 電気機械器具の筐体への保護等級試験

Posted by TUV Rheinland Japan on 2018/09/05 12:08:30

テュフ ラインランド ジャパンは、横浜と大阪の2拠点にIP試験設備を有しており、スマホやモーター、一般家庭用電気製品をはじめ、セキュリティカメラのような屋外で使用される製品、医療機器や工業用機械などさまざまな製品のIP試験サービスを提供しています。

IP試験は、IEC 60529、 EN 60529、 IEC 60034-5、 EN 60034-5、DIN 40050-9、JIS C0920、JIS C4034-5、 ISO 20653に基づき、防水試験、耐水試験、浸水試験、防塵試験、異物侵入評価などを行っています。

お客様の立ち合い試験のご要望も対応しております。また、規格に限らずお客様ご希望の特殊な条件での試験についても、ご相談ください。 

 

試験適用規格

IEC 60529、 EN 60529、 IEC 60034-5、 EN 60034-5、DIN 40050-9、JIS C0920、JIS C4034-5、 ISO 20653

IP試験とは

IPとは、電気・機械製品の筐体がどの程度異物の侵入を防げるかを等級で表す規格です。IP codeはInternational Protection code(国際保護等級)の略で、電気機器の筐体(エンクロージャー)の保護構造を等級分類するものです。以下の保護が対象になります。

   1.人体が筐体内の危険な箇所へ触れることに対する保護

   2.固形物の侵入に対する筐体内の電気機器の保護 

   3.水の浸入による有害な影響に対する筐体内の電気機器の保護

IPIP

 

電気機器製品の筐体が持っている防塵・防水性能がどの程度の等級を満たしているかを評価する試験を「IP 試験」と呼んでいます。例えば「IP65」と保護の度合いを、数字や文字で示します。

水や異物に対して保護されていない場合は「0」を用い「IP00」と表し、保護度合いが不明な場合や、片方の等級だけを示す場合には数字の代わりに「X」(エックス)を用い「IPXX」と表します。

 

ご依頼される試験サンプルの大きさの目安

異物、粉塵の侵入の試験

IP等級 試験装置内の大きさ、または製品の大きさの限度の目安
GTAC(横浜) KTAC(大阪
異物

IP1X~

IP4X

特に制限はありません。ご相談ください。
粉塵

IP5X,

IP6X

試験装置内の大きさ

ドア: w800 x h800 mm
装置内: w1000 x h1000 x d1000 mm
耐荷重: 150kg

 

製品の大きさの目安

1辺60㎝の体積程度

試験装置内の大きさ

ドア: w1200 x h800 mm
装置内: w1500 x h850 x d700 mm
耐荷重: 150kg

 

製品の大きさの目安

1辺80㎝の体積程度

水の侵入の試験

IP等級 試験装置内の大きさ、または製品の大きさの限度の目安
GTAC(横浜) KTAC(大阪)
IPX1

IPX2
製品の大きさの目安

およそ一辺70cmの立方体
これより大きい場合はご相談ください

製品の大きさの目安

およそ一辺45cm の立方体
これより大きい場合はご相談ください

IPX3

IPX4

・オシレーティングチューブを用いる試験では一片40cm の立方体で10kg まで

・製品が大きくハンドスプレーノズルを用いる試験ではサイズ、重量はご相談ください

・オシレーティングチューブを用いる試験では一片20cm の立方体で10kg まで

・製品が大きくハンドスプレーノズルを用いる試験ではサイズ、重量はご相談ください

IPX5

IPX6

特に制限はありません。ご相談ください。
IPX7 試験装置内の大きさ
・w50 x d40cm の水槽、または、
・直径19cm の円筒状の水槽
試験装置内の大きさ
・直径39cm の円筒状の水槽
IPX8 ・水深1m:w50 x d40cm の水槽    
・水深1~2m:直径19cm の円柱水槽
・2m 以上の水深は 直径20cm × h35cm の加圧タンクをにて水深と同等に加圧して試験を行う
・水深1mは直径39cm の円筒状の水槽
・水深1~1.5m:直径19cm の円柱水槽

IPX9

IPX9K

およそ一辺10cm の立方体
これより大きい場合はご相談ください
試験はGTAC(横浜)での実施となります

 

IPコード第1の数字(左の数字)が意味するのは?

固体異物の侵入に対する保護を示します。

IP0X: 保護なし
IP1X: 不意に手で触れた場合など、50mm以上の固体に対する保護

Test 1

 

IP2X: 指など、12.5mm以上の固体に対する保護

Test 2

 

IP3X: 器具や細いワイヤなど、2.5mmより大きい固体に対する保護
IP4X: 器具や細いワイヤなど、1mmより大きい固体に対する保護

Test 3

Test 4

 

IP5X: 有害な粉じんに対する保護
IP6X: 粉じんに対する完全な保護

Test 56

 

IPコード第2(右の数字)の数字が意味するのは?

水の侵入に対する保護を示します。

IPX0: 保護なし
IPX1: 垂直に降る水に対する保護
IPX2: 垂直から15°以内の角度で降る水に対する保護

Test X1-2

 

IPX3: 垂直から60°の角度で降りつける水に対する保護
IPX4: あらゆる角度で吹きかかる水に対する保護
(オシレーティングチューブ・スプレーノズル)

Test X3

Test X4

 

IPX5: あらゆる角度から低圧で噴射する水(毎分12.5L)に対する保護

Test X5

 

IPX6: 甲板使用など、高圧で噴射する水(毎分100L)に対する保護

Test X6

 

IPX7: 水深1m、30分での浸水状態に対する保護

IPX8: 7よりも厳しい浸水状態(例:水深1.5mまたは1時間以上)に対する保護

Test X78

 

IPX9, IPX9K: 規定のノズルから回転するサンプルに1分間15Lの熱湯(80℃)を30秒ずつ4方向から噴射した状態に対する保護。

Test X9

 

IP試験のご依頼からサービスの流れ

IP flow

お問合せの際は、事前に「IP試験内容確認シート」をご記入いただきますと、スムーズにご案内できます。下記URLより「IP試験内容確認データシート」をダウンロードいただき、カスタマーサービスへ送りください。
IP試験内容確認データシート  >> WORD版ダウンロード PDF版ダウンロード


IP試験のお見積りや、製品サンプルについてなどご質問がありましたら、
是非お問合せください。 
お問い合わせ:カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-Mail: info@jpn.tuv.com)

Topics: tuv.communication, IP試験