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EU AI Act:高リスクAIシステムのQMSに関する整合規格EN 18286:2026をEU官報に掲載|EU|国際規制情報

Posted by TUV Rheinland Japan on 2026/10/20 12:58:20
TUV Rheinland Japan

EU AI Act(Regulation (EU) 2024/1689)を支援する最初の整合規格として、EN 18286:2026 “Artificial intelligence – Quality management system for EU AI Act regulatory purposes”の参照情報がEU官報(OJEU)に掲載されました。

EU AI Act第17条「Quality management system」では、品質マネジメントシステム(以下、QMS)を規定し、高リスクAIシステムの提供者に対する要求事項として位置付けています。

欧州委員会はEU AI Act第17条をはじめとする要求事項を支援するため、Commission Implementing Decision C(2025) 3871により、CEN/CENELECに標準化要請を行いました。

この標準化要請に基づき、EN 18286は、C(2025) 3871のAnnex I、Point 9 “Harmonised standard(s) and, if necessary, European standardisation deliverable(s) on quality management systems for providers of AI systems, including post-market monitoring processes”に該当する規格として策定され、2026年7月に公開されました。

EN 18286の公開後、欧州委員会は、Commission Implementing Decision (EU) 2026/2274をEU官報に掲載しました。これにより、EN 18286は、QMSに関するEU AI Act第17条の該当要求事項への適合推定に活用できる整合規格となりました。

欧州委員会および規格策定団体であるCEN/CENELECはEN 18286をEU AI Actを支援する最初の整合規格として紹介しています。

今回EU官報に掲載されたEN 18286:2026は、EU AI Act第17条で求めるQMSに対応する規格です。EU AI Actでは、QMS以外にも、高リスクAIシステムに対するさまざまな要求事項を規定しています。CEN/CENELECは、これらを支援する欧州規格についても、策定を進めています。

EU AI Actの段階的な適用に伴い、今後、こうした規格も整合規格としてEU官報に掲載されることが見込まれます。EU AI Actへの対応を検討する際は、法規制に加え、関連する欧州規格および整合規格化の動向を継続的に確認することが重要です。

 

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 🖋️執筆者

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福井 洋則
製品事業部  IoT Cybersecurity グループリーダー

サイバーセキュリティを中心とする欧州規制におけるサービスで、多くの支援実績を有する。規格の要求事項に精通し、的確なアドバイスに定評がある。現場に寄り添ったきめ細かな対応により、製造業者から高い評価を得ている。

 

お問い合わせ:カスタマーサービス(TEL:045-470-1850 E-Mail: info@jpn.tuv.com)

更新日 :10/20/2026

 

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Topics: IoT, 通信機器, tuv.communication, IT機器