テュフ ラインランド ジャパンは、太陽誘電株式会社のBluetooth® 5.0対応モジュール「EYSLCN」に対し、Bluetooth 5.0のロゴ認証試験を実施しました。Bluetooth SIG(*1)より公式認定されたテストシステムInterLabによるロゴ認証試験実施は、国内では初めてです(*2)。
太陽誘電のBluetooth 5.0対応モジュールは、11月7日付けで、Bluetooth SIGより、Bluetooth 5.0のロゴ認証を取得しました。
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【Bluetooth® 5.0の特長】
Bluetoothは、スマートフォンを始め、さまざまなデジタル機器間のデータ通信に使用される2.4GHz帯の近距離無線通信技術の1つです。2016年12月に、Bluetooth規格の最新バージョンとして、Bluetooth 5.0が発表されました。Bluetooth 5.0は、それまでの規格(Bluetooth 4.2)と比べ、通信距離が4倍、データ速度が2倍、データ容量が8倍などの特長もあり、IoTを支える技術として大きな注目が集まっています。Bluetooth 5.0の仕様は、それまでの規格の仕様も包含しており、今後、スマートフォンをはじめ、Bluetooth 5.0の仕様のウエアラブル端末、車載機器、家電などが増えると見込まれます。
【Bluetooth®の認証について】
Bluetooth技術を搭載した製品を市場に出すためには、Bluetoothのロゴ認証を取得し、要件を満たしていることを証明する必要があります。Bluetoothロゴ認証の取得には、Bluetooth SIGが認定した試験施設での試験実施(Category A(*3) )が求められます。
テュフ ラインランド ジャパンは、Bluetooth 認証エキスパート(BQE)が在籍するBluetooth SIG認定の試験施設(BQTF: Bluetooth Qualification Test Facility)です。現在、国内で唯一Bluetooth 5.0のロゴ認証試験が可能で、ロゴ認証試験や、認証取得サポートを行っています。
(*1) Bluetooth SIG:Bluetooth Special Interest Group。Bluetooth技術の推進団体
(*2) テュフ ラインランド ジャパン調べ
(*3) Category A:Bluetooth SIGの認定を受けた試験機でロゴ認証試験を実施すること
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