ISO 9001やISO 13485などの国際規格は、企業がお客様からの信頼を築くための重要な仕組みであり、多くの企業で活用されています。また、組織全体で品質を維持・向上させ、組織のシステムへの継続的な改善を実現するためのマネジメントの仕組みです。そのため、教育においても重要なのは、要求事項を暗記することではなく、「なぜこの要求事項が必要なのか」 、「自分たちの業務にどのように結び付くのか」 を理解することです。
設計開発、製造、品質保証、購買、教育担当など、それぞれの立場が品質マネジメントシステムの目的を共有することで、QMSは初めて組織全体の力として機能します。
一方で、品質マネジメントシステムを導入している企業からは、このようなお声を伺うことがあります。

- 規格の教育は実施しているが、現場で十分にいかされていない。
- 内部監査が形式的になり、改善活動につながらない。
- 教育記録は残っているものの、実際に力量が身についているか判断が難しい。
これらは特定の業界だけではなく、多くの組織に共通する課題です。
現場でいきる教育には「対話」が欠かせない
品質は、一つの部門だけでつくられるものではありません。
設計開発、製造、品質保証、経営層など、それぞれの立場が品質マネジメントシステムを理解し、同じ方向を向いて取り組むことで、組織全体の品質文化が育まれていきます。そのため、教育も「一人が理解すること」を目的とするのではなく、「組織全体で共通認識を持つこと」を目指すことが重要です。
品質マネジメント教育は、人材育成であり組織づくりでもある
同時に、品質マネジメント教育は、講師が知識を伝えるだけでは十分ではありません。
現場では、
「この要求事項は自社ではどう考えるべきか」
「監査で本当に見るべきポイントは何か」
「改善につながる監査とはどのようなものか」
など、正解が一つではない場面が数多くあります。
だからこそ、受講者自身が考え、講師や他の受講者と対話しながら理解を深める学びが重要になります。
テュフ ラインランド ジャパン アカデミーが大切にしていること
私たちは、「規格を教えること」を目的として研修を実施しているのではありません。
研修は、各分野で豊富な審査経験や実務経験を有する講師が担当し、実際の現場で培われた知見や事例を交えながら、演習やディスカッション、ワークショップなどを取り入れ、実務へ結び付く学習を大切にしています。品質マネジメントシステムを通じて、受講者が組織の課題に気づき、自ら考え、改善につなげる力を身につけることを目指しています。組織全体で品質マネジメントの考え方を共有したい場合には、対象者や目的に応じたインハウス研修(企業向け研修)が有効です。
関連する品質マネジメント研修
品質マネジメントに携わる方々の役割や経験はさまざまです。
テュフ ラインランド ジャパン アカデミーでは、それぞれの立場に応じた研修をご用意しています。
ISO 13485 規格解釈講座(1日間)
ISO 13485の要求事項や規格の意図を体系的に理解し、品質マネジメントシステムを実務にいかすための基礎を学びます。
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ISO 13485 内部監査員養成講座(2日間)
内部監査の考え方から実践的な演習までを通じて、改善につながる監査の進め方を習得します。
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ISO 13485に基づく設計開発プロセス構築講座(3時間)
設計開発部門に求められる品質マネジメントの考え方や、ISO 13485に基づく設計開発プロセスを学びます。
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ISO 9001 規格解釈+内部監査員養成講座(2日間)
品質マネジメントシステムの基本から内部監査までを体系的に学びたい方におすすめです。
▶ 詳細はこちら
QMS内部監査員スキルアップ リーダー養成講座(1日間)
内部監査経験者を対象に、組織改善につながる監査や監査リーダーとして必要な視点・スキルを実践的に学びます。
▶ 詳細はこちら
品質文化を育てるために
品質マネジメントシステムは、規格への適合だけでは価値を生み出しません。組織で働く一人ひとりが品質の目的を理解し、自ら考え、改善へつなげていくことで、品質文化は育まれていきます。
テュフ ラインランド ジャパン アカデミーでは、その第一歩となる人材育成をご支援しています。
パブリック研修(一般公開研修)のほか、組織の教育方針や人材育成計画に合わせたインハウス研修(企業向け研修)も承っています。品質マネジメント教育についてお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
お問い合わせ:ac-info@jpn.tuv.com

