現在、日本国内では中長期的な人口減少により鉄道の需要減少が課題となっています。
一方、海外では人口増加を背景とする国々で高速鉄道や都市鉄道の需要が高まっており、高い安全性や信頼性を誇る日本の鉄道製品は海外輸出を積極的に推し進めることで、さらなる発展が見込まれます。
しかし、海外では鉄道におけるRAMS規格への適合が事実上の国際標準となっており、鉄道製品を輸出するためにはRAMS規格に対応することが求められています。また、RAMS規格では、参加要員に対して力量評価および関連規格の教育が定められており、RAMS認証の取得には規格内容の熟知と規格教育のエビデンス提出が必須となります。
RAMS規格における組織要員に関する規定(IEC 62425:2007 Table E.3より)
このような状況の中で、本セミナーではRAMS規格に基づくシステム開発のプロセス、認証資料を準備する際の注意点、認証対応の組織と人員の要求事項、さらに海外と日本国内の鉄道プロジェクト対応の相違点などを、RAMS規格認証の経験豊富な講師が日本語で解説します。
セミナーの概要
• 鉄道RAMS規格の概要
• RAMS規格に準拠する理由、および鉄道プロジェクトの安全認証の必要性
• 鉄道業界の国際入札時の安全認証要求
• 海外と日本国内の鉄道プロジェクト対応の相違点
• ライフサイクルの各フェーズにおけるRAMSの活動とタスクに準拠するためのプロセス
• リスクアセスメントと開発プロセスの関係
• RAMS認証案件において各担当者と責任者の役割
• RAMS認証の資料準備の注意点
受講対象者
• 鉄道製品を海外市場に展開することを検討中の組織の経営管理層/技術営業の方
• 海外鉄道案件のRAMS認証をこれから担当する技術者の方
• 鉄道RAMS規格への準拠設計に苦慮している技術者の方
関東(横浜)開催
日程:2025年9月2日 (火)10:00~16:30(30分の質疑応答を含む)
会場:テュフ ラインランド ジャパン株式会社 新横浜本社 会議室 アクセス→
締め切り:2025年8月19日 (月)※ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。
参加費用:お一人様 66,000円(消費税込み)
受講証明書:受講申し込みの際に申請が必要です。証明書一枚/5,500 円(消費税込み)
講義資料:PDFデータで配布します。
注意事項:
• 講義中の録音および録画はご遠慮くださいますようお願いいたします。
• 同業他社様のご参加はご遠慮願います。
• 費用のお支払いは原則としてセミナー開催後となります。
お申し込み時のご同意事項:
本講座へのお申し込みにあたっては、以下にご同意の上でお申し込みをお願いいたします。
• テュフ ラインランド 個人情報保護宣言
• 特定商取引法に基づく表記
• テュフ ラインランド ジャパン株式会社 一般取引条件
お申し込み・お問い合わせ:
テュフ ラインランド ジャパン株式会社
鉄道技術・認証部(TEL: 045-470-1850 E-Mail: JP-Rail@jpn.tuv.com)
なお、セミナーにご参加いただいた皆様に、テュフ ラインランドのロゴ入りタンブラーを差し上げます。
また、個別に企業様にご訪問してセミナーを実施することも可能です。
実施をご検討される場合は、ぜひ下記お問い合わせまでご連絡ください。
更新日 : 4/15/2025