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村田機械株式会社のケーブルレス非常停止信号通信用機器に機能安全認証を発行

Posted by TUV Rheinland Japan on 2018/11/27 13:20:35
TUV Rheinland Japan

テュフ ラインランドは、村田機械株式会社のケーブルレス通信機器   FSCSシリーズ*1に対し、機能安全規格である「IEC 61508、IEC 62061、ISO 13849」の認証を発行しました。

本認証は、該当製品がISO 13849のPL=e、IEC 62061/61508のSIL3の安全度水準までのシステムで使用可能であることを証明するものです。

*1 ケーブルレス非常停止信号通信用機器 FSCSシリーズは、WTP-100(リモコン型送信機)、WES-100(固定型送信機)、RTP-100(受信機)で構成されており、村田機械が提供する自動倉庫、各種搬送システム(無人搬送車、有軌道台車)などに適用されています。

 本製品は、2017年に発行されたケーブルレス通信機器の国際規格であるIEC 62745にも対応しています。

 

Murata 2 Murata 1 Murata 3
WTP-100(リモコン型送信機) WES-100(固定型送信機) RTP-100(受信機)

 

機能安全認証を取得するメリット


今回の対象規格であるIEC 61508を中心とした機能安全規格は、電子・電気・プログラマブル電子の安全を確保するための規格です。従来は主にはプロセス分野、産業分野での各種安全コントローラや安全機器などで活用されていましたが、その重要性、有益性から現在は幅広い分野に活用されています。その結果、機能安全の考え方を取り込んだ規格が年々増えています。

2017年に発行されたIEC 62745も、新たに機能安全適合への要求が追加された規格の1つです。開発した製品が機能安全規格に適合しているかどうかを証明するのは、メーカーのみでは困難なこともあり、技術的な知見を持ちかつ中立な第三者認証機関による認証を取得することで客観的な証明が可能となります。製品によっては、欧州に出荷する際に機械指令の法律に基づいたEC Type examination certificateの取得が必要な場合があります。テュフ ラインランドはノーティファイドボディの認定を受けているため、これらの認証書の発行も可能です。

ケーブルレス通信機器 国際規格「IEC 62745」とは

 IEC 62745は2017年に発行された国際規格です。ケーブルレス制御システムのための一般要求事項で、ケーブルレス通信機器を有する機械類(搬送機器、クレーン、ロボットなど)が対象となる規格です。IEC 62745では、リモートステーションおよびその制御装置は、電源喪失などによって意図しない危険な命令を引き起こす可能性を最小限にするように設計されなければならないとしています。さらに、非常停止などの安全機能には機能安全規格への対応も求めています。

 

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Topics: tuv.communication, 機能安全, 無人搬送車, 自動倉庫