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テュフ ラインランド、アパレル業界のZDHC有害化学物質の適合性評価試験サービスを開始

Posted by TUV Rheinland Japan on 2018/09/04 10:00:00

〜 109のグローバルアパレルブランドの連携組織であるZDHCが、

最新認証基準に則した評価機関としてテュフ ラインランドを認定〜

テュフ ラインランド ジャパンは、このたびテュフ ラインランドの製造時使用制限物質リスト(MRSL)試験プログラムがアパレル業界のグローバルな産業連携であるZDHC(*1)によって、ZDHC MRSL(*2)適合評価ガイダンスのレベル1を評価する認定機関として認定され、これに伴い、有害化学物質の適合性評価試験サービスを開始することを発表しました。適合性評価の結果は、ZDHCゲートウェイ(*3)というプラットフォームに開示されます。

(*1) ZDHC: Zero Discharge of hazardous Chemicals, 有害化学物質ゼロ排出。(www.roadmaptozero.com

(*2) MRSL:Manufacturing Restricted Substances List。MRSLは、衣料品、皮革、履物の繊維や部品を製造する工程で意図的使用の禁止をもとめている化学物資のリスト。(https://www.roadmaptozero.com/mrsl_online/

(*3) ZDHCゲートウェイ:化学物質モジュール。化学品メーカーがMRSLへの適合性を示すために化学物質情報を開示するプラットフォーム。(https://www.roadmaptozero.com/gateway/

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ZDHCは、アパレル業界が化学物質管理改善のために設立した産業連携グループです。大手グローバルアパレル企業は、健康に有害であることが確認された化学物質の衣料品やフットウェアへの使用を2020年までに停止することに合意しました。現在はスポーツ、ファッション、高級ブランド、アウトドア等の業界から109組織(ブランド24社、バリューチェーン関連企業69社、および16団体)が参加しています。2017年には製造時制限化学物質リスト(MRSL)に関する共通基準を策定しました。

テュフ ラインランドのソフトライン部門グローバルバイスプレジデント、ムハンマド・ディキシは次のように語っています。

「現在、化学物質管理に携わるすべての企業やブランドには、最終衣料品において消費者がさらされる有害な化学物質を制限するための制限物質リスト(RSL)があります。しかし、製造工程で数百種類の化学物質が使用される場合もあり、たとえ衣料品が最終消費者に届く前に洗い落とされたとしても、製造工場で働く労働者の健康や製造国の環境に影響が及ぶ可能性があります」。

また、加工装置および設備の洗浄に使用される化学物質も、最終製品や環境に大きな影響を与える恐れがあります。

製造工場で使用する染料や顔料、助剤をZDHCのMRSLに確実に適合させることにより、潜在的なリスクや川下への影響が軽減されます。また、テキスタイル・皮革産業における化学製剤のメーカーおよび使用者は、適合性を確保することにより、規制強化が進む市場への道が開かれます。

ZDHC MRSLレベル1適合性試験サービス】photo2

ZDHCプログラムは、専門的な第三者検査機関がZDHC MRSLへの適合性を評価する仕組みです。ZDHC MRSLレベル1では、化学物質メーカーが第三者機関の試験を受けて適合性を証明します。テュフ ラインランドは、製造時に使用された化学物質の評価および製品審査に基づく、高度な認証体制を構築しています。

「テュフ ラインランドは、ZDHCによる認定を受けた廃水試験ラボ、ZDHC公認のトレーナー陣、SAC(サステナブル・アパレル連合)FEM 3.0やBEPI(ビジネス環境パフォーマンスイニシアティブ)の認定審査員・試験官をグローバルに擁しています。今回の認定で、化学物質メーカーやテキスタイル、衣料品、皮革製品メーカーが化学物質の投入量を管理し、製造工程から有害物質を排除するためのサポートを行うことが可能になりました」とムハンマド・ディキシは述べています。

 

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